SNS構築を始める前に
各メディアの特性
時代によって、おうちサロン集客に強いメディアは変化してきます。
私がおうちサロンをオープンした2017年は、Instagramのユーザー数は今ほど多くなく、集客といえばFacebookやアメブロでした。
しかし、たった数年間で、その傾向はInstagramへと流れていきました。
これからの時代は動画や音声だと言われていますが(TiktokやYoutube)、未だおうちサロン集客ではアメブロとInstagramが強いように感じています。
ただ、Aさんがうまくいく方法でBさんがうまくいく、というわけではないのが集客の難しいところ。
よって、あなたのサロンの傾向がわかるまでは、マルチメディアで攻略していく事が重要になります。
*Instagramは若い世代がメインのハッシュタグ検索に有効。
*アメブロはグーグルなどのネット検索に有効。
情報発信の方法には【プッシュ(push)型】と【プル(pull)型】があります。
プッシュ(push)型とは、メルマガやDM、LINE公式アカウトなどで相手に直接(pushして)情報を届けられる方法のことで、一方プル(pull)型は、Favebookやinstagramでタイムラインに流れている多くの記事の中で、あなたの記事を見てもらえるのは運次第という運任せの方法です。
*メッセージのやり取りやいいねを押したりすることを推奨しているのは、タイムラインにあなたの記事が上がってきやすくなるのでPull型の効率が上がる、という理由からです。
この講座では集客導線をつくる上で、この【プッシュ(push)型】と【プル(pull)型】を使い分けていきます。
情報発信とは?
まだ、あなたのサロン(商品)に興味を持っていない顧客に気づきを与えて興味を持ってもらい、予約に繋げるための行動のこと。
数あるサロンのなかから、あなたのサロンを見つけてもらい、さらには興味を持ってもらい、そして高単価であっても予約してもらうためにはSNS発信が欠かせません。(Pull型)
しかし、あなたのSNS発信がテキストや教科書のような、ただアーユルヴェーダのことを発信していては、誰もあなたに興味を持ちません。
わざわざあなたの投稿を見る必要性がないからです。
そこで、すべきことはターゲットとなる人に、あなたの投稿をみてもらう「理由」が必要になります。
よく言われるのが「差別化」です。
1回目の個別コンサルで、サロンの軸=コンセプトが決まったら、それに繋げるような発信をしていくことがオリジナリティに繋がります。
日々の発信を習慣にしてください。
SNS構築前に決めること
これから、Instagram、ブログ、LINE公式アカウントなど「集客導線」を作る上で必要なメディアの構築に入っていきます。事前準備として、下記を完了させてください。
01サロン名を決定する
サロン名は和名、サンスクリット語などなんでも構いません。
あなたの想いがつまった名前を考えてください。
02サロン名でメールアドレスを取得する
●ドメインを取る方はこちらを参照
*私はムームードメインで取得、サーバーはXサーバーを使用しています。
フリーメールを使用する方はgmailがお勧めです。
サロンに関わるSNS登録は、サロン用のアドレスを使用します。
現在gmailをお持ちの方も、新しくサロン名でのアドレスを取得してください。
03プロフィール写真を用意する
全てのSNSには同じプロフィール写真を使用します。
なるべくお顔が見えるバストアップの写真が好ましいです。
事情がありお顔が出せない方は、サロンのロゴや他の写真を使用しても構いませんが、お勧めは顔写真です。
04自己紹介文を考える
自己紹介はあなたの専門性を短い言葉で伝える必要があります。
「セラピスト歴10年、ジューム人数5000人突破!
サロンではフェイシャル、フット、ボディケアを主に提供しています。」
と言われても、お客様からみたらあなたを選ぶメリットが伝わりません。
また、経歴がたくさんあっても一体何屋さんなのかが分からなくなります。
色々な経緯や、伝えたい経験があるとは思いますが、「この人=○○の人」ということを、一瞬で分かってもらう必要があります。
短い時間で端的に伝えることが必須です。
1回目個別コンサルでサロンの軸作りをしたあとに修正していきますので、仮として作成してみてください。
失敗ポイント
サロンの特徴だけを一生懸命伝えてしまう
例えばフェイシャルのサービス案内をするとき「オーガニックのオイルを使っているので安心です。
素材にも拘っています。」と特徴を言われても、多くのサロンさんでも同じことを言っていると思います。「よくあるよね」という印象で終わってしまいます。
アーユルヴェーダのサロンの場合「本場スリランカのオイルを使用しています」を前面に打ち出すことも同じです。
下記3点を棚卸ししてみましょう。
その業界の現状
自分のサロンの
特徴
他との差別化
ここまで完了しましたら、下記のメディア構築に着手してください。
各記事の記載に関して
記事を書く上で気をつけて欲しいこと
(全てのSNS共通)
1パラグラフ4行以内
記事の投稿時間
投稿のゴールデンタイムは、携帯をよく見る「通勤時間帯」と「ランチタイム」
12:00-13:00
18:00-20:00